異世界トリップバトン2
【異世界トリップバトン】※前の人の指定した世界にトリップして下さい
山田ワールド
■目が覚めるとそこは?
西暦3000年、医学技術や科学技術、そして、機械技術の全てが今とは全く想像のつかないほど発達し、他の国に比べると全ての面でトップクラスであるクセに横浜―大阪間が新幹線で1時間以上かかったり、ちゃぶ台があったりと、今暮らしている場所と何一つ変わらない王国です。
■貴方には不思議な力が備わっていました。その能力は?
司馬懿―首を右に左に素早く後ろへと回し、ぐるりと体を反転させる事が出来る
カメレオン―私の姿は何処にも見当たらなかった。何処を探しても、私の姿は見当たらない
錬金術―遠く離れると横浜の巨大な遊園地を作ることが出来る
瞳術―一人の鬼が瞳の奥に飛び込んでくる
運命―ベートーベンの交響曲第五番『運命』が脳に響き渡る
成長―一枚皮がめくれる
瞳術その2―強引に目を引き剥がせる
小人化―着地してみるとそこは森の様な草むらに降り立っていた。
他動説―辺りをキョロキョロさせられる
理解不能―ランニング状態で足を止めることができる
他多数
■何処からどう見ても不審人物な貴方は、その世界の最高責任者と面会する事に。どうします?
宮殿でメイド達が次々とそれは朝食とは思えないほどの豪華な料理を運び出して貰いながら、一般市民なので本当にこれが朝食か?と目を仰天させながら、なおも料理は運び込まれていく様を眺めつつ、全ての料理が出そろったら、豪華で目を見張るほどの大きなテーブルや、目の前には全てが金で作られているナイフやフォークやそして、背もたれが必要以上に天井へと伸びている豪華なイスを仔細に観察して、「全てが〝豪華〟これ以上の単語が見当たらない程、豪華であった。」と感嘆する。
■何とか受け入れて貰えましたが宿がありません。
贅沢は言いません。
ぼろくさびついた鉄の階段をカンカンカンと音をたてながら上り、右に一旦振り向くとこれまた古びたドアがあり、ノブを回すとがっちゃ、ドアを引くとキキーと、さび付いた音をたてながら開くドアのついた部屋で結構です。
横になるスペースと布団さえあればいいのです。
■貴方がこの世界で必ずやりたい事は?
値段も安くみんなニコニコ顔の、二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れる。
■貴方は元の世界に戻れる事になりました。どうしますか?
今度は違う世界に行きたい。別にどうでもよいが…。
■おかえりなさい。次の人をどの世界にトリップさせますか?
久保嬢もこの世界に来ませんか。
もう意味が分かりません。
でも、鳶ネコより答えやすかったのが憎い。