月ジャン7月号

基本的に資料以外で雑誌を買うのは滅多にないので何か変な感じです。
特に漫画雑誌は非常に久しぶりです。激漫以来だと思うので、5年近く漫画雑誌は買ってない事になるんでしょうか。
さて、では何故買ったか。
佐倉ケンイチさんのファーブル探偵記のためですよ。ええ。
バカだって解ってますよ。こなちくしょう。
元々佐倉さんの絵は好みなんです。そこに昆虫系ミステリーって。
今現在のツボど真ん中じゃないですか。

閑話休題(それはさておき)

ストーリーのあらすじは

奥多摩昆虫センターで少女が殺害されているのを、職員が発見。
その少女には蝶が群がっており、「かみ…」という謎の言葉を残して死亡する。
警視庁捜査一課警部補 朝比奈唯と警視庁のファーブル博士こと羽生夏彦教授の2人が暴く事件の真相とは――?

ってな感じですか。
非常に嘘くさいアオリですね。

とりあえず感想。

唯ちゃん可愛い!
イキナリそれかよ、ってな感じなんですが、ホント可愛い。
マジで好みです。(*´Д`) ハァハァ
朝比奈唯、警視庁捜査一課警部補という事なので、エリートさんなのかな?そういう設定もマジで好みです。
イキナリ羽生教授に剥かれかける所とかも。*1
羽生夏彦が高校生という所も好みです。*2
さらに「唯ちゃん」と呼ぶところも。
今回珍しくちゃんと推理したんですが、無事正解でした。
ほぼ「パターン」で読んでたんですが。(苦笑)
読み切りで60pのマンガっていったら長い方なんですが(普通は大体28〜40pです。40いったら長い方)、パターンにはまらない様に描こうと思うとすごく短いp数だと改めて思った。
何せパターンで犯人解るぐらいだしなぁ。
いや、ちゃんと推理はしましたよ。殆ど後付ですが。(コイツが犯人ならこうかな、みたいな)
オチ(というか犯人の指摘)はベタだなと。使い古されたパターンといった印象ですか。
好きですけどね。(・∀・)ニヤニヤ
アオリに

怪事件の鍵は
1人の少年と
虫が握る――

って書くなら、もう少し虫を絡ませて欲しかったなぁ。
羽生教授が犯人を特定するきっかけを犯人の無意識の一言ではなくて、虫絡みにして欲しかった。
レッドヘリング(と言うのか何というのか)は虫絡みだったんだけどなぁ。
アオリ文句に偽りあるよー。
この内容なら別に虫の必要性はなかった気がするのです。
死体に群がっていたオオゴマダラ*3の謎もすんなりって感じで。というかオオゴマダラじゃなくても良いやn(ry
昆虫系ミステリーとしては不満が残るのですが、マンガとしては満足ですかね。

ところで関係ないんですが、【推理パズル 総合スレ】 第10回 モナギコ蜘蛛の会で、暫く「カミ」シリーズという問題が投下されてたのを思い出して思わず笑ってしまった。
笑いに全く繋がらないシーンなんですけどね。
こんな所で不意打ちを食らうとは思わなかったわけで…。

*1:少年誌です

*2:年齢差コンビに激しく弱い

*3:沖縄以南に生息。奄美大島などで発見されるのは土着のものではないらしい。毒蝶